
・トレーニングの効果を向上させたい
・トレーニングの質を上げたい
こんな悩みを解消します。
この悩みを解消する簡単な方法は、マインドマッスルコネクション(MMC)です。
特に必要なスキルもなく行える、トレーニングの意識戦略です。
今回は、「MMCとは何か」ということから、「その効果的なやり方」まで解説していきます。
本記事を参考にすると、筋トレ効果を向上させるMMCについて理解できます。
◯記事の内容
- MMCとは?マッスルコントロールとは違う
- MMCの効果
- MMCのやり方(注意点あり)
- 効果を引き出す3つのコツ
MMCとは?マッスルコントロールとは違う

マインドマッスルコネクション(MMC)は、簡単にいうと筋肉の動きを脳みそで意識することです。
たったコレだけ。才能はおろか新たなトレーニング器具も不要です。
一方、マッスルコントロールは読んで字のごとく筋肉を自在にコントロールすることです。習得するのはボディビルダーの方でも難しいと言われています。ポージングの決め手になりますからね。実はすごく奥が深いんです。
要するにマッスルマインドコネクションの場合は意識するだけでOKです。
MMCの効果

「そんなんで効果あるの?」
と思いますよね。
これが大ありなんです。
トレーニングメニューによっては効果を感じにくいものもありますが、この記事で説明するので、ご安心ください。
具体的には下記のような効果が望めます。
- 狙った部位の鍛え方が分かるようになる
- トレーニングの効果が向上する
- 細かな気づきを得られる
簡単に説明していきます。
狙った部位の鍛え方が分かるようになる
例えば、脚の筋肉を意識しながらスクワットをすると、「あ、腰を下ろし切る直前で脚が熱くなるな」や「立ち上がりきったら脚を全然使ってないな」など筋肉に負荷がかかるポイントに気づきます。
徐々にトレーニングの動作が最適化され、狙った部位を効かせられるようになります。
トレーニングの効果が向上する
MMCを意識してトレーニングすると、狙った筋肉が活性化します。(ソース)
同じメニューであってもトレーニング効果が高くなるのです。
サラリーマンや主婦の方はトレーニングに割ける時間が限られています。同じ時間を使うなら、効果が高くなる方法を選ばない理由はないです。
細かな気づきを得られる
MMCを意識すると「自分のトレーニングではここが足りていなかったな」ということが分かってきます。
例えば下記のようなことです。
- フォーム
- 扱う重量
- 1セットで行う回数
- 動作の速度
などなど。
筋肉の動きを意識すると、「筋肉に効かせるためにはこういう動きをした方が良いな」など、回数をこなすだけのトレーニングでは気づかないことが多く存在します。
MMCのやり方(注意点あり)

やり方は上記で述べたとおり、トレーニング中に筋肉の動きを脳みそで意識することだけです。
ただ、全身の筋肉と意識を結びつけることは難しいです。
初めのうちは動かす間接が少ない種目で練習してみてください。
オススメは、アームカールです。肘の関節しか使わないし、筋肉が動く様子を目で見ることができるからです。
ちなみに、関節を1つしか使わない運動をアイソレーション種目といいます。詳しくは下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
体を大きくしたいなら、コンパウンド種目がオススメな理由
注意点
MMCを意識するときは、軽めの重量にしてください。
重すぎると、持ち上げることへの意識が強くなります。
ギリギリ1回上がるくらいの重さで「今、俺は二頭筋を意識しているぅ!」と思っていたとしても、必ずどこか違う筋肉を使ってしまいます。
そうすると、MMCの効果が半減してしまいます。
12回~15回できるくらいの重量を設定しましょう。
効果を引き出す3つのコツ

「筋肉の動きを意識しろ」なんて言われても具体性に欠け、結局何をすれば良いか分かりませんよね。
事実、身体中の筋肉の動きを理解しコントロールできているのはトップアスリートやボディビルダーくらいだと思います。

「じゃあ、初心者は諦めるしかないじゃん」
そうではありません。
確かにMMCをマスターすることは途方もない努力が必要です。
しかし、筋肉の動きをなんとなく掴むようになるのはさほど難しくありません。
ここでは、MMCを意識しやすくする3つのコツをお教えします。
具体的には下記の3つを意識して下さい。
- 筋肉の動きを目で追う
- 筋肉に触る
- 筋肉に耳を傾ける
順に説明します。
コツ①:筋肉の動きを目で追う
これにより、筋肉の動きをより鮮明にイメージできます。
1つの動作をするだけでも筋肉は意外に動いています。
動作の序盤・中盤・終盤にかけて、筋肉の動きがどう変化するのか観察しましょう。
例えばアームカールをするとき、腕の曲げ始めと90°ほど曲げた位置では二頭筋の収縮ポイントが変わります。
各動作で筋肉がどのように動くか見て、筋肉の動きを強くイメージするようにしましょう。
ただし、目で追うためにはある程度筋肉が発達している必要があります。
コツ②:筋肉に触る
目で追うことが難しい部位は、筋肉を触りましょう。
見ただけでは分からなくても、筋肉が硬くなる様子が分かるはずです。
また、自力で見ることが難しい背中やもも裏の筋肉の動きもチェックできます。
コツ③:筋肉に耳を傾ける

「え…頭おかしい人だ…」
すみません。おおマジです。(怒)
要は、筋肉が疲れたところ・熱くなったところを覚えてトレーニングの質を上げましょうということです。
そもそも、効率よく筋肉を付けることが大前提の目的です。
そのためには、筋肉に十分なストレスを与える必要があります。
漫然とトレーニングするのではなく、しっかりと動きをイメージして筋肉に耳を傾けてください。筋肉にストレスが最もかかる回数・動作スピード・フォームが分かってくるはずです。
これを繰り返すことで自分のフォームが精錬され、質の良いトレーニングとなっていくわけです。
【まとめ】MMCは筋トレ効果を向上させる!

筋肉の動きをイメージすることは非常に奥が深く難しいです。
筋肉の構造を理解し、反復してトレーニングすることでようやく正しいフォームが身につきます。
筋肉の構造を理解するためにはこちらの本が分かり易いです。
以上、マインドマッスルコネクションが筋トレの効果を向上させる、という記事でした。最後までご覧いただきありがとうございました!
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